連番を動的に付けたいけど、どうやったら付けれるかを知りたい!
いくつか方法はありますが、今回は非常に便利なCSSプロパティであるcounter-increment
を紹介します。
counter-increment?counter-reset?って何?
counter-increment
とcounter-reset
について解説していきます!
counter-incrementについて
counter-increment
は、CSSのプロパティの一つであり、カウンター(counter)を操作するために使用されます。カウンターは、文書内の特定の要素の数を追跡するために使用されます。このプロパティは、::before
や ::after
などの疑似要素に対して適用され、カウンターの値をインクリメント(増加)させるために使用されます。
counter-increment
プロパティは、次のような形式で使用されます:
counter-increment: counter-name value;
counter-resetについて
counter-reset
プロパティは、CSSのカウンター(counter)をリセットまたは初期化するために使用されます。このプロパティは、カウンターの値をゼロまたは特定の値にリセットし、それ以降のカウンター値の計算に影響します。
counter-reset
プロパティは次のような形式で使用されます:
counter-reset: counter-name value;
では、実際にどのような使い方をするのかをハンズオン形式でやっていきましょう!
counter-incrementで実際にカウントを増やしてみよう
今回は、5, 6, 7と増やすcounterを作ってみようと思います。
コピペしたい方に、先に答えを載せておきます!
<div class="counter-parent">
<p class="counter-child">counter-parentの子要素(1番目)</p>
<p class="counter-child">counter-parentの子要素(2番目)</p>
<p class="counter-child">counter-parentの子要素(3番目)</p>
</div>
.counter-parent {
counter-reset: number 4; /* 名前は任意(今回はnumber)、0でリセット(0は初期値)。*/
}
.counter-child::before {
counter-increment: number 1; /* counter-resetの名前を指定、+1づつ増やす。*/
content: counter(number) "."; /* 番号の後に、ドットを付ける場合に指定する。*/
padding-right: 8px; /* ドットと文字に、間隔を空ける場合に指定する。*/
}
では、順番にやり方を見ていきましょう!
① カウントを増やしたい子要素にcounter-increment: number 1;
を設定する
今回は、numberという名前を付けましたが、ここは任意なので、他の名前に変えてもらっても構いません。
5, 6, 7と増やす、つまり1ずつ増やしたいので、1を設定します。
② 親要素にcounter-reset: number 4;
を設定する
なぜ、4を設定するかというと、今回5からスタートして1ずつ増やしたいので、4で初期化することで、4+1で5スタートになるわけです。
③ カウントを増やしたい子要素にcontent: counter(number) ".";
を設定する。
この書き方をすることで、counterの後にドットを入れることができます。
See the Pen counter-incrementについて by レメ (@grozxntv-the-sasster) on CodePen.
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